低糖質で楽しくできるんだもん

36歳、自営業、妻と二人の子供を持つ男が、糖尿病の診断を受けてからの経過や食べ物あれこれなどを紹介していきたと思ってます。

病名告知は突然に。

遡ること1年と数ヶ月。

 

僕はとある病院を受診していた。

 

『最近、何か気になる事とかありますか?」

 

同い年ぐらいであろうS井先生は言った。

 

『なんかおしっこが近くて、夜起きるぐらいなんですよ。

糖尿とかじゃないですよね?

まぁでも来月久しぶりに人間ドック受けるのでその時でも

いいんですが。』

 

僕はなんとなく異変は感じてはいたのだ。

 

『いやー、違うとは思いますけど、検査簡単ですし早いんで

やっていきます?』

 

僕は頷いた。

 

待つ事數十分。

診察室に入れられて、結果を見せられる。

 

『糖尿病です。初動が大事なんで』

 

♪トゥクトゥーン

何から伝えれば〜いいのか わからないまま〜

 

って、先生さっきとテンション全然違うジャ〜ン。

ねぇねぇ、なんで指で机トントンしてるの?

えー、むっちゃ空気重いじゃ〜ん

 

という事で、出た結果内容は

 

血糖値  :  530

Ha1c    :  13.2

 

はい、ご立派な数字を頂きました。

まぁ、調べて初めて数字のヤバさは知りました。

 

という事でS井先生は専門外という事で

糖尿専門というS原先生に続けて受診することになりました。。。

 

で、初めましてS原先生。

スローテンポでちょっとぽっちゃりしてるS原先生。

スナック菓子すげー好きそうだなー、袋抱えながら薄暗い部屋で

ネットしてそうだなー、でも俺より稼いでるんだろうなーっと

自分の病いより違うことで凹む危機感のない僕。

 

これがね糖尿の怖いところですよ。

 

だって、まぁ諸症状はあれど元気なんだもん。

 

食欲すげーあるし、食べても太んないし、最高やん。

って診断受ける前は少し思ってました。ごめんなさい。

 

で、S原先生。

 

『入院できます?』

 

『出来ません』

 

 

食い気味に返します。仕事があるわけです。そこですよね。そこなんです。

俺だって入院したいよ?わかっておくれ。

 

で、まぁ僕の思いが通じたのか渋々在宅治療をお許し頂きまして

僕の糖尿ライフがスタートしたのでした。

 

まず、高い血糖値を下げるということで

インスリン注射をするとのことでした。

 

ヒューマログ 毎食前 4単位

 

という事で打ち方や血糖値測定器などの説明を看護婦さんから受けていたら

 

『今回入院しないのは特例だと思いなさい。普通は絶対に返さないからね』

 

プンプンしなくてもいいじゃん

もっと甘えた感じで言ってくれてもいいじゃん

言う訳ないけど、言って欲しいじゃん。

 

と言う事でイマイチ危機感のない僕でした。